あちら側とこちら側の改革

　海の向こうでは、大統領の椅子を巡って選挙が戦われており、その報道で"CHANGE"という語を聴かない日はないこの頃。政治の世界において手垢に塗れた"CHANGE"という言葉は、断然、オープンソースの世界では輝いて見える。絶えず、世界のどこかのハッカーによってオープンソースソフトは改善され、プロプライエタリ・ソフトウェアに追いつき、追い越しつつある。プログラミングをしない私はハッカーたちの恩恵に浴しているばかりだ。せめて、お世話になったソフトのリストを挙げて紹介しておくことで、幾許かの貢献になればいいのだが…

基本ソフト

• Windows Vista OS → Ubuntu OS
• Internet Explorer Browser → Firefox Browser

オフィス・生産性ソフト

• Microsoft Office → OpenOffice
• Microsoft Access → Kexi, knoda
• Microsoft Visio → Dia
• Mindjet → FreeMind, Vym

数学関連ソフト

• MATLAB → Scilab, Octave, SciPy
• Mathematica → Sage, Maxima
• S → R

グラフィック

• Adobe Illustrator → Inkscape
• Adobe PhotoShop → GIMP
• Adobe Premiere → Avidemux
• Microsoft Paint → Tux Paint
• TruSpace → Blender

ウェブ作成

• Adobe GoLive CS2 → Mozilla SeaMonkey
• Adobe Dreamweaver → NVU, KompoZer
• Microsoft Frontpage → Bluefish

DTP

• Adobe Framemaker → DocBook
• Microsoft Publisher → Scribus

コミュニケーション

• AIM → Pidgin
• Microsoft Outlook → Thunderbird
• Skype → Wengophone

メディア

• iTunes → Songbird, amaroK, Rhythmbox
• Nero Burning Rom → K3b
• TiVo Desktop → Galleon.tv
• Windows Media Player → Miro

ユーティリティ

• CuteFTP → Filezilla

セキュリティ

• McAfee VirusScan → ClamAV

　オープンソース思想とも親和性が高いと言われる民主党のオバマ候補者、勢いに乗っています。ちょっと心配なのは、WASP中心のエスタブリッシュメント層に受け入れられるかです。真実は明らかではないですが、アイリッシュ・カソリックのJFKでさえ、あのような悲劇を迎えたのですから。